じん‐どう【神頭】
的矢(まとや)の鏃(やじり)の一。鏑矢(かぶらや)に似て、先を平らに切り、的を傷つけないようにしたもの。長さ5〜6センチで、多くは木製、黒漆塗り。磁頭。
すいせい‐とりょう【水性塗料】
水を溶剤または分散剤とする塗料。取り扱いが便利で、室内の壁塗りなどに用いられる。耐水性には乏しい。
スカルプチャー【sculpture】
《「スカルプチュア」とも》 1 彫刻。彫刻作品。 2 付け爪の一。時間がたつと硬化するアクリル樹脂を爪に塗り、長さを延長したり、厚みをもたせたりするもの。
すさ【苆/寸莎】
壁土にまぜて、ひび割れを防ぐつなぎとする材料。荒壁には藁(わら)を、上塗りには麻または紙を用いる。壁苆(かべすさ)。つた。 [補説]「苆」は国字。
すし‐おけ【鮨桶】
1 鮨飯を作るときに用いる浅い、白木の桶。もと、熟(な)れずしを作る漬け込みの桶。飯台(はんだい)。飯切(はんぎり)。《季 夏》「—を洗へば浅き遊魚かな/蕪村」 2 鮨を並べる円形の平たい器。木...
すな‐かべ【砂壁】
色砂などで上塗りをした壁。床の間などに用いる。
すみ‐あか【隅赤】
ふたと身の口縁から四隅にかけて朱漆を塗り、他の部分は黒漆塗りにして蒔絵(まきえ)などを施した箱。大小各種あり、婦人の身の回りの品を収めるのに用いられた。
すみつけ‐しょうがつ【墨付け正月】
山陰・北陸地方などで、小正月に若い男女が墨や鍋墨を互いに異性のほおに塗りつける行事。墨塗り。《季 新年》
すみぬり‐きょうかしょ【墨塗(り)教科書】
記述の一部を墨で塗りつぶした教科書。第二次大戦直後、日本の国民学校では、軍国主義的な内容を墨汁で塗り読めなくした教科書が使用された。
すり‐うるし【摺り漆】
漆塗りの技法の一。木地に生漆(きうるし)を摺るように薄く塗り、木目の美しさを生かすもの。拭(ふ)き漆。