そく‐げん【塞源】
[名](スル)弊害などの生じる根本の原因をなくすこと。「抜本—」
そく‐せん【塞栓】
血管やリンパ管の内部で、血液のかたまり(血栓)や外から流入した異物が血液やリンパ液によって運ばれ、脈管の細い部分をふさぐこと。栓塞。→塞栓症 [補説]血管やリンパ管を詰まらせているもの(塞栓子)...
そくせん‐し【塞栓子】
血管やリンパ管を詰まらせる原因となるもの。血栓、外傷や手術などで遊離した脂肪組織、血管内に流入した空気など。栓子。→塞栓
そくせん‐しょう【塞栓症】
血管やリンパ管の中に、遊離した血栓や外部から入った脂肪・空気・寄生虫卵・細菌などの異物が詰まり、流れを止めるために生じる循環障害。詰まった場所から末端の組織に機能障害や懐死(えし)を起こす。
そくせん‐じゅつ【塞栓術】
1 動脈瘤などの病変部にカテーテルを挿入し、プラチナ製のコイルなどの物質を詰め、内部から固めることによって破裂を防ぐ治療法。 2 カテーテルを用いて血管を塞栓させる薬剤を注入し、血流を遮断するこ...
そく‐へい【塞閉】
[名](スル)ふさぎとじること。閉塞。「此富源を—し、以て怨を欧の強国に結ぶことをなさんや」〈東海散士・佳人之奇遇〉
ひさ・ぐ【塞ぐ】
[動ガ四]ふさぐ。閉じる。「目を—・ぎて我が身をだも見ず」〈海道記〉
ふさがり【塞がり】
1 ふさがること。また、差しつかえること。「観客席の—ぐあい」「八方—」 2 陰陽道(おんようどう)で、大将軍・太白神・天一神(なかがみ)などの凶神がいる方角。この方角に向かって事をなすと禍(わ...
ふさが・る【塞がる】
[動ラ五(四)] 1 あいていた箇所が詰まる。すき間や穴がなくなる。「家が建って空き地が—・る」 2 物が詰まって通じなくなる。また、物がじゃまをして通れなくなる。「下水管がごみで—・る」「道が...
ふさぎ【塞ぎ】
1 ふさぐこと。また、そのもの。「口—」 2 (「鬱ぎ」とも書く)気分のすぐれないこと。「気の—をまぎらす」