むすい‐えん【無水塩】
結晶水を含まない塩。塩の無水物。
も‐しお【藻塩】
1 海藻からとった塩。海藻を簀(す)の上に積み、いく度も潮水を注ぎかけて塩分を多く含ませ、これを焼いて水に溶かし、その上澄みを煮つめて製する。「わくらばに問ふ人あらば須磨のうらに—たれつつわぶと...
もり‐じお【盛(り)塩】
飲食店・寄席(よせ)などの客商売で、縁起を祝って入り口に塩を盛ること。また、その塩。盛り花。
やき‐しお【焼(き)塩】
精製されていない塩を煎って苦汁(にがり)分を不溶化した塩。純白となり、苦みが消え、吸湿性も少なくなる。
やま‐じお【山塩】
岩塩(がんえん)のこと。
ゆうかい‐えん【融解塩】
⇒溶融塩
ようそさん‐えん【沃素酸塩】
ヨウ素酸イオンの塩。ヨウ素原子を頂点として3個の酸素原子が結合する三角錐構造をとる。可燃物を混ぜて加熱すると爆発する。
ようゆう‐えん【溶融塩】
塩や酸化物のイオン結晶の固体を高温に加熱して融解し、液体にしたもの。常温で液体のものは、イオン液体またはイオン性液体とよばれる。融解塩。
よび‐じお【呼(び)塩】
食品の塩抜きのために、薄い塩水に浸すこと。また、それに用いる塩。
りゅうさん‐えん【硫酸塩】
硫酸の水素原子が金属によって置換された化合物。サルフェート。