きんぞく‐ねつ【金属熱】
鉱物性の粉塵(金属ヒューム)を吸入することで生じる、発熱などの症状。溶接作業や合金製造に伴う職業病の一つとして知られ、亜鉛や銅のヒュームによるものが多い。金属ヒューム熱。
きんぞく‐ヒューム【金属ヒューム】
金属の加熱や昇華によって生じる鉱物性の粉塵(ヒューム)。溶接によるものは溶接ヒュームとよばれ、金属熱や塵肺などの職業病の原因となる。
ぎょうけつ‐かく【凝結核】
大気中に含まれる水蒸気が凝縮して水滴を生じるときの核となる微粒子。塵埃(じんあい)・塩類の微粒子や炭粉など。核。
ぎょう‐よく【楽欲】
《「楽」は願う意》仏語。願い求めること。欲望。「六塵の—多しといへども、皆厭離(えんり)しつべし」〈徒然・九〉
く・う【蹴う】
[動ワ下二]「蹴(け)る」の古形。「—・ゑ散(はらら)かす」〈神代紀・上〉 [補説]「馬の子や牛の子にくゑさせてん」〈梁塵秘抄・二〉、「蹴 化ル」〈類聚名義抄〉などの例から、平安末期には下二段活...
くうき‐かんせん【空気感染】
飛沫核感染のこと。また、飛沫核感染・飛沫感染・塵埃感染など呼吸器から感染する経気道感染を空気感染という場合もある。空気伝染。
くうき‐せいじょうき【空気清浄器】
空気中の塵(ちり)を取り除く装置。エアクリーナー。
く・える【蹴ゑる】
[動ワ下一]「蹴(け)る」の古形。→蹴(く)う「馬の子や牛の子に—・ゑさせてん」〈梁塵秘抄・二〉
くず【屑】
1 物のかけらや切れ端などで役に立たないもの。「糸—」「裁ち—」 2 いい部分を取ったあとの残りかす。「—米」「売れ残りの—」 3 役に立たない人のたとえ。「人間の—」 →塵(ごみ)[用法]
くまがい‐なおよし【熊谷直好】
[1782〜1862]江戸後期の歌人。岩国藩士。脱藩して大坂へ行き、香川景樹(かがわかげき)に師事。家集「浦の汐貝」、著「梁塵後抄」など。