いしばい‐の‐だん【石灰の壇】
清涼殿の東庇(ひがしびさし)の南端にあり、土を盛り上げ、石灰で塗り固めて板敷きと同じ高さにしてあった壇。天皇が毎朝、伊勢神宮と内侍所(ないしどころ)を拝した所。石灰の間(ま)。
えん‐だん【演壇】
講演や演説をする人が上がる壇。
えんどん‐かいだん【円頓戒壇】
天台宗に入門した者に円頓戒を授ける式場。最澄没後、比叡山に開かれた。これに対し、園城寺(おんじょうじ)の開いた戒壇を三摩耶(さんまや)戒壇とよぶ。
かい‐だん【戒壇】
戒律を授ける儀式を行うために設けた特定の壇。
かい‐だん【開壇】
密教で、伝法灌頂(でんぽうかんじょう)を行う灌頂壇を設け開くこと。その灌頂を授ける師僧は開壇阿闍梨(かいだんあじゃり)と呼ばれる。
か‐だん【歌壇】
歌人たちの社会。
か‐だん【花壇】
庭などで、一部分を区切り土を盛り上げるなどして草花を植えた所。《季 秋》
か‐だん【華壇】
華道の社会。華道界。
がく‐だん【楽壇】
音楽家の社会。音楽界。
が‐だん【画壇】
画家たちの社会。