ポジトロニウム【positronium】
電子とその反粒子である陽電子が、クーロン力で結合した状態。粒子・反粒子の組み合わせのため、短時間で対消滅を起こしてγ(ガンマ)線を放つ。電子と陽電子のスピンが平行状態にあるものをオルソポジトロニ...
ミサイル‐りょうほう【ミサイル療法】
治療が必要な部位に選択的に薬剤を届ける治療法。抗体に制癌(せいがん)剤を結合させ、目標の癌細胞だけを選択的に破壊する抗体医薬や分子標的治療薬による治療が行われている。ターゲット療法。
ミュー‐ニュートリノ【mu neutrino/μ-neutrino】
3種類あるニュートリノのうちの一。弱い相互作用に関与し、μ粒子と対になって現れる。μ粒子は崩壊すると反電子ニュートリノとμニュートリノを放出して電子に変化する。また、反μ粒子が崩壊すると、電子ニ...
ミラー‐えいせい【ミラー衛星】
《mirror satellite》米国がSDI(戦略防衛構想)の一環として提案した軍事衛星。地上から送られたレーザー光線を反射させて敵の軍事衛星を破壊するための衛星。→エス‐ディー‐アイ(SDI)
モンケン
《「モンキー」の音変化という》 1 杭打ち工事で、ウインチで巻き上げて一気に杭の頭に落とす重いおもり。 2 クレーンなどで吊り下げた重い鉄球。上から落としたり横からぶつけたりして構造物を壊すのに使う。
モントリオール‐ぎていしょ【モントリオール議定書】
オゾン層保護条約議定書。特定フロン・ハロンなどオゾン層を破壊する物質の生産・消費の具体的削減策について定めた国際取り決め。1987年に採択。正式名称はMontreal Protocol on S...
ようし‐ほうかい【陽子崩壊】
大統一理論で導き出される陽子が崩壊する現象。クオークをレプトンに変化させる極めて弱い相互作用により、陽子が陽電子とπ(パイ)中間子、またはニュートリノとπ中間子に崩壊するとされる。岐阜県のスーパ...
ようそ‐ひゃくさんじゅういち【沃素一三一】
沃素の質量数131の放射性同位体。半減期8.04日でベータ崩壊する。核実験や原子炉での核分裂生成物で、大気中に放出されると生物体に取り込まれるのが速く、哺乳類では甲状腺や乳腺に濃縮され、癌(がん...
ラム【ram】
1 雄の羊。牡羊。 2 敵艦に体当たりして破壊する衝角装備艦。また、その衝角。 3 「白羊宮(はくようきゅう)」に同じ。
れいとう‐アブレーション【冷凍アブレーション】
異常な組織を凍結して破壊する治療方法。日本では主に発作性心房細動の治療に用いられる。冷凍焼灼(しょうしゃく)。クライオアブレーション。