し‐そつ【士卒】
士官と兵卒。また、兵士。軍兵(ぐんぴょう)。
し‐ぞく【士族】
明治維新後、もと武士階級に属した者に与えられた族称。華族の下、平民の上に置かれた。第二次大戦後に廃止。
しぞく‐じゅさん【士族授産】
秩禄処分によって職を失った士族の救済のためにとられた明治政府による一連の政策。農・工・商業への転職の推進、官林荒蕪(こうぶ)地の安価での払い下げ、北海道移住の奨励など。
しぞく‐の‐しょうほう【士族の商法】
明治初期、特権を失った士族が慣れない商売に手を出して失敗したこと。急に不慣れな商売などを始めて失敗することのたとえ。
し‐たいふ【士大夫】
中国で、士と大夫。のち、知識階級や科挙に合格して官職にある者をさした。
し‐どう【士道】
武士の守り行うべき道義。武士道。
し‐のう‐こう‐しょう【士農工商】
近世の身分制で、武士・農民・職人・商人。士を最上位とし、商を最下位とする。儒教的階級観念によって順位づけた言い方。基本的には支配階級である士と被支配階級である農・工・商を区別することで、農・工・...
し‐ふう【士風】
武士、または軍人としての考え方や行動。「剛健な—」
し‐ぶん【士分】
武士の身分。「—に取り立てる」
しべつ【士別】
《アイヌ語で、大きい川すなわち本流の意のシ‐ペッから》北海道北部、名寄(なよろ)盆地南部の市。明治32年(1899)屯田兵(とんでんへい)が入植。米作中心の農業、畜産が盛ん。平成17年(2005...