しょくどう‐おんせい【食道音声】
⇒食道発声法
しら‐ごえ【白声/素声】
《「しらこえ」とも》 1 平曲で、節をつけずに朗読するように語ること。 2 能で、乱拍子(らんびょうし)の小鼓や懺法(せんぼう)の太鼓を打つときに発する掛け声。 3 日本芸能の発声法の一。一種の...
しり‐ごえ【尻声】
1 声の終わりの部分。「笑いの—が憂愁(うれい)の響きを遺(のこ)して去る光景(ありさま)の」〈露伴・五重塔〉 2 あとを引くような声。「物うりの—高く名乗りすて」〈寅彦・映画時代〉 3 名前な...
しわがれ‐ごえ【嗄れ声】
しわがれた声。かすれたような声。しゃがれごえ。
しんあいなるこえ【親愛なる声】
《原題、(ラテン)Voces intimae》シベリウスの弦楽四重奏曲。ニ短調。5楽章。1909年作曲。別邦題「親しき声」。
しん‐せい【新声】
1 新しい表現・意見。「いずれも明光と—と空想とに酔えるがごとくなりき」〈藤村・藤村詩抄〉 2 新しい歌。 [補説]書名別項。→新声
しんせい【新声】
文芸雑誌。明治29年(1896)、佐藤義亮が創刊。徳冨蘆花、広津柳浪らが執筆し、新人投稿者の中には若山牧水、前田夕暮などがいた。休刊・再刊をはさみつつ明治43年(1910)廃刊。→新潮
しん‐の‐いっせい【真の一声】
1 能の構成部分の一。大部分の脇能と「松風」で、ツレを伴った前ジテが登場したときにうたう謡。 2 能の囃子事(はやしごと)の一。1に先だつ囃子で、大鼓・小鼓に笛があしらう。
じ‐ごえ【地声】
1 その人が生まれつき持っている声。持ち前の声。「—が大きい」 2 音楽で、裏声に対して、自然な発声法で出す声。→裏声1
じどう‐おんせい【自動音声】
あらかじめ録音された音声を自動的に再生すること。また、その仕組み。「—応答サービス」