いん‐ぜい【引声】
阿弥陀仏の名号(みょうごう)や経文などを、高低・緩急などの曲節をつけて唱えること。いんぜ。いんじょう。
うすのこえ【臼の声】
箏曲(そうきょく)。山田流の奥許(おくゆる)し物で、生田流でも演奏する。3世山登松齢(やまとしょうれい)が明治初年に作曲。古臼を燃やしたら香木であったので奉行に献上したところ、歌詞を賜ったという...
う‐せい【雨声】
雨の降る音。「明け方、窓外に—を聞く」
うた‐ごえ【歌声】
歌をうたう声。
うなり‐ごえ【唸り声】
1 力を入れたり、苦しかったり、感心したりしたときなどに出す低い声。獣のほえる声についてもいう。うめき声。 2 低く長く続く音。機械や楽器などの音、虫の羽音などにいう。 3 謡曲・浪曲・浄瑠璃な...
うぶ‐ごえ【産声】
1 赤ん坊が生まれたとき、最初にあげる泣き声。「—をあげる」 2 事が新しく現れること。「革命後、新政府が—をあげた」
うみのこえ【海の声】
若山牧水の第1歌集。明治41年(1908)刊。
うめき‐ごえ【呻き声】
1 苦しみや痛みなどのために出す低い声。 2 動物が威嚇(いかく)などのためにほえる声。
うら‐ごえ【裏声】
1 自然な発声法では出せない高音部を、技巧的に発声する声。ファルセット。→地声2 2 新内・清元・小唄などで、三味線の高い調子よりも低めて歌う声。
うり‐ごえ【売(り)声】
商人などが品物を売るために呼び掛ける声。