う‐ごま【胡麻】
ゴマの古名。「—は油にしぼりて売るに」〈宇津保・藤原の君〉
うり【売り】
１ 物品・権利などを売ること。「店を—に出す」⇔買い。 ２ 取引で、相場の下落を見越して売り手に回ること。⇔買い。 ３ セールスポイント。「方言を—にする漫才」 ４ 俗に、売春のこと。
うり‐おさえ【売（り）抑え】
取引相場で、多量に売ることにより相場の上昇を抑えること。
うり‐おし・む【売（り）惜しむ】
［動マ五（四）］値段が上がるのを見越したり、未練があったりして、売ることを控える。「蔵書を—・む」
うり‐かい【売り買い】
［名］(スル) １ 売ることと買うこと。売ったり買ったりすること。売買(ばいばい)。「古物(こぶつ)を—する」 ２ 売り買いするときの値段。相場。「—高い世の中でも、金とたはけはたくさんな」〈浄...
うり‐かけ【売（り）掛（け）】
代金はあとで受け取る約束で、商品を売ること。また、その代金。かけうり。⇔買い掛け。
うり‐かた【売（り）方】
１ 売る方法。売りよう。 ２ 売る側の人。売り手。特に、株式の信用取引や商品の先物取引での売り手。⇔買い方。 ３ 江戸時代、家禄の蔵米(くらまい)を買い集めた米商人。また、その周旋人。
うり‐くち【売（り）口】
１ 商品を売り込む相手。売り先。販路。「—を探す」 ２ 商品を売るやり方。売り込みの手口。「あこぎな—」
うり‐ぐすり【売（り）薬】
薬局であらかじめ調剤しておいて売る薬。病院などで医者が患者に与える薬に対していう。ばいやく。
うり‐けん【売（り）券／沽り券】
不動産やその他の財産を売る場合、売り手が買い手に渡す証文。売り券状。ばいけん。
