うり‐こ【売(り)子】
1 雇われて、商品を店先で売ることを仕事とする人。また、列車内・駅・劇場などで商品を売り歩く人。 2 商家で、商品を行商する使用人。 3 男色を売る者。若衆。「この所も、—、浮世比丘尼のあつまり...
うり‐こみ【売(り)込み】
1 売り込むこと。「—を図る」「—合戦」 2 信用取引で、さかんに売ること。また、株価がある一定の水準に落ち込むまで売りつづけること。
うりこみ‐といや【売込問屋】
生産者から商品の販売を委託されて、輸出商や卸売商に売る問屋。
うり‐こ・む【売(り)込む】
[動マ五(四)] 1 上手に説明をして買う気持ちを起こさせ、商品を売る。販路を広げる。「新製品を—・む」 2 うまく働きかけて、相手に認められ信用を得る。「志望する会社に自分を—・む」 3 金品...
うり‐ごえ【売(り)声】
商人などが品物を売るために呼び掛ける声。
うり‐さば・く【売り捌く】
[動カ五(四)]商品を広い範囲に上手に売る。「在庫品を—・く」
うり‐しぶ・る【売(り)渋る】
[動ラ五(四)]売るのを手控える。たやすく売らない。「値上がりを見越して業者が—・る」
うり‐すえ【売(り)据え/売り居え】
家などを造作付きで売ること。また、その家。「始めて五番町の—を二十九枚で買った」〈鴎外・安井夫人〉
うり‐ぞめ【売(り)初め】
売りはじめること。初めて売ること。特に、新年の売りはじめ。初売り。初商い。《季 新年》「—や町内一の古暖簾(のれん)/虚子」
うり‐たた・く【売り叩く】
[動カ五(四)] 1 換金の必要から、損を承知で売る。「金策のために在庫品を—・く」 2 相場を下落させるために安い値で盛んに売る。「手持ち株を—・く」