つぼ‐そうぞく【壺装束】
平安時代から鎌倉時代にかけて、上・中流の女子が徒歩で外出または旅行する際の服装。小袖・単(ひとえ)・袿(うちき)などを着重ね、歩行しやすいように裾(すそ)を引き上げて身丈(みたけ)に合わせ、ふと...
つぼ‐そで【壺袖】
1 袂(たもと)のない袖。筒袖。 2 鎧(よろい)の胴丸・腹巻きの袖の一。上部が広く、下の方がしだいに狭く作られている。
つぼ‐だい【壺鯛】
カワビシャ科の海水魚。全長約30センチ。側扁し、背びれ・しりびれ・腹びれのとげは強大。南日本の深海底にすむ。食用。
つぼ‐つぼ【壺壺】
子供の玩具の一。底が平たく、中ほどがふくれ、口の狭い土器。これを回すと、つぼつぼと鳴るという。近世、伏見稲荷で売られた。
つぼつぼ‐ぐち【壺壺口】
「壺口(つぼくち)2」に同じ。
つぼ‐づけ【壺漬(け)】
山川漬(やまがわづ)け。また、それを小口切りにし、醤油などで漬け直したもの。
壺(つぼ)に嵌(は)ま・る
1 急所をついている。「—・った見方」 2 見込みどおりになる。「企画が—・って売り上げが伸びる」
つぼ‐にわ【坪庭/壺庭】
建物と建物との間や、敷地の一部につくった小さな庭。
つぼ‐ぬき【壺抜き】
魚のえらぶたの間から内臓とえらを抜き出すこと。筒抜き。
つぼ‐の‐いしぶみ【壺の碑】
坂上田村麻呂が蝦夷(えぞ)征討の際、弓の筈(はず)で日本中央と書き記したといわれる石碑。青森県上北郡七戸(しちのへ)町坪地区あたりにあったと伝えられる。和歌などに詠まれる名所。のちに、宮城県多賀...