あさ‐だち【朝立ち】
[名](スル) 1 朝、家を出ること。朝早く旅立つこと。「—して昼までに目的地に着く」 2 政治家などが、朝の通勤時間帯に、駅前などの人通りの多いところで演説をすること。 3 朝、男性が目覚めた...
あま‐がえる【雨蛙】
1 アマガエル科の両生類。体長3〜4センチ。体色は黄緑・灰褐色など周囲に応じて変化する。指には吸盤が発達。草原・林にすみ、湿度に敏感で雄は夕立前によく鳴く。あまごいむし。あまごいびき。あまびき。...
馬(うま)の背(せ)を分(わ)・ける
馬の背の片側は雨でぬれ、片側は雨が降らない意で、夕立などが、ある地域を境にして一方では降っているのに他方では晴れているさまをいう。馬の背を越す。
きおい【競い/勢い】
1 張り合うこと。競争すること。 2 強い勢い。気勢。「墨摺流(すりなが)す空の—夕立の雨の一しきり」〈二葉亭・浮雲〉 3 「競い肌」に同じ。「職人らしき—の風」〈露伴・五重塔〉 4 「競い馬」...
ぐしょ‐ぬれ【ぐしょ濡れ】
[名・形動]しずくが垂れるほど、ひどくぬれること。また、そのさま。びしょぬれ。ずぶぬれ。「夕立にあって—だ」
ぐっしょり
[副]ひどくぬれているさま。びっしょり。「夕立にあって—(と)ぬれた」
さし‐あわ・す【差し合はす】
[動サ下二] 1 心などを一つにする。示し合わせる。「義経も奥州より—・せてとくとく本意を遂げ候はん」〈義経記・三〉 2 物事が重なって起こる。「おほやけごと—・せたる日なれば」〈大鏡・師尹〉 ...
ざあっ‐と
[副] 1 雨がいきなり強く降り出したり、水などが激しく流れ落ちたりするさま。「夕立が—やってきた」「水を—かぶる」「豆が—こぼれる」 2 物事をおおまかにひととおり行うさま。ざっと。「とりあえ...
しゅう‐う【驟雨】
急にどっと降りだして、しばらくするとやんでしまう雨。にわか雨。夕立。《季 夏》「地下鉄道—に濡れし人乗り来る/誓子」 [補説]書名別項。→驟雨
た‐ろう【太郎】
1 長男。また、長男に多くつけられる名。「一姫二—」 2 最初のもの、最大のもの、最高のものをさす語。地名や名詞に添えて用いる。「坂東—(=利根川)」「丹波—(=夕立ち雲)」