しょくだい‐おおこんにゃく【燭台大蒟蒻】
サトイモ科の多年草。スマトラ島に自生。地下茎から先端が複雑に裂けた大きな葉を1枚伸ばす。数年に一度、葉のない時期に開花。仏炎苞(ぶつえんほう)は高さ3メートル、直径1メートル以上にもなる。名は、...
しらいと‐そう【白糸草】
シュロソウ科の多年草。山地の木陰に生え、高さ20〜35センチ。葉は根の際(きわ)に放射状につく。初夏、白い糸状の花を穂状につける。
しら‐すげ【白菅】
カヤツリグサ科の多年草。湿った林に生え、高さ30〜60センチ。地上茎は三角柱で、白みを帯びた葉をつける。夏、茎の頂に淡緑色の雄花の穂を、その下に数個の雌花の穂をつける。
しらね‐あおい【白根葵】
キンポウゲ目キンポウゲ科の多年草。深山の樹下に生え、高さ約40センチ。葉は手のひら状に裂け、互生する。夏、紫色の花びら状をした萼(がく)をもつ花を1個開く。日光白根山に多い。はるふよう。やまふよ...
しらね‐せんきゅう【白根川芎】
セリ科の多年草。山あいの川辺に生え、高さ約1.5メートル。葉は複葉で細かく裂ける。秋、白い花が傘状に集まって咲く。すずかぜり。
しらね‐にんじん【白根人参】
セリ科の多年草。高山の日当たりのよい地に生え、高さ10〜30センチ。地下茎は太く、短い。葉は複葉で細かく裂ける。夏、白い小花が集まって咲く。
しらひげ‐そう【白髭草】
ニシキギ科の多年草。山地に自生し、高さ15〜30センチ。根際から柄の長い心臓形の葉を多数出す。夏、花びらの縁がひげ状に深く裂けた白い花を1個開く。
しら‐やまぎく【白山菊】
キク科の多年草。山地に生え、高さ約1.5メートル。葉は長い心臓形で毛がある。夏から秋、周囲が白く中央が黄色い頭状花をつける。若苗をむこなといい食用にする。東風菜。
し‐らん【紫蘭】
ラン科の多年草。湿ったがけなどに生え、高さ約50センチ。葉は長楕円形で、互生する。初夏、紅紫色の花を開く。塊茎を漢方で白及(びゃっきゅう)といい止血薬にする。観賞用に栽培。朱蘭。《季 夏》「ゆふ...
しろかね‐そう【白銀草】
キンポウゲ科の多年草。山地の日陰に生える。高さ12センチほど。根茎は白く、地をはう。葉は複葉。夏、白い花びら状の萼(がく)をもつ花をつける。つるしろかねそう。