あんてい‐たすう【安定多数】
与党が、安定した国会運営を行うために必要な議席数。特に、衆議院で、すべての常任委員会で委員長を独占し、かつ、各委員会で委員の半数を確保するのに必要な議席数。→絶対安定多数
ぜったい‐あんていたすう【絶対安定多数】
与党が、安定した国会運営を行うために必要な議席数。特に、衆議院で、すべての常任委員会で委員長を独占し、かつ、各委員会で委員の過半数を確保するのに必要な議席数。→安定多数 [補説]委員会で可否が同...
ぜったい‐たすう【絶対多数】
1 議決などにおいて圧倒的多数であること。「与党が—を占める」 2 相対多数に対して、過半数を占めることをいう。投票数の過半数をいう場合と、投票権者の過半数をいう場合がある。単純多数。
そうたい‐たすう【相対多数】
過半数には達しないが、全体の中で他のどれよりも数が多いこと。絶対多数に対する語として用いられる。比較多数。
た‐すう【多数】
1 人や物の数が多いこと。「—の参拝客」「—の書物」「市民が—参加する」⇔少数。 2 大部分。大半。「出席者の—は若者が占める」
たんじゅん‐たすう【単純多数】
1 特別多数に対して、過半数をいう。絶対多数2と同義。 2 投票権者の過半数を絶対多数という場合に、これに対して、投票者数の過半数をいう。
だい‐たすう【大多数】
あるまとまった数のうちの、ほとんど全部。「若者が入場者の—を占める」
とくべつ‐たすう【特別多数】
特に重要な事項を議決する要件として設定される賛成者の数。3分の2あるいは4分の3以上の多数など、過半数よりも多い。
ひかく‐たすう【比較多数】
⇒相対多数
ふとくてい‐たすう【不特定多数】
傾向や性質などを一つにしない、個々の多数の集まり。「—の有権者に訴える」