やみ‐くも【闇雲】
[名・形動]先の見通しもなくむやみに事をすること。また、そのさま。「—に突っ走る」
[副]むやみやたらに。「—とつかみ合うてゐるうち、夜明けて」〈滑・膝栗毛・発端〉
ゆう‐しょく【遊食】
[名](スル)職業に就かず遊び暮らすこと。また、その人。徒食。「寺院に—していても、あたりまえのことのように思われて来た」〈藤村・夜明け前〉
よあけ‐がらす【夜明け烏】
夜明けに鳴くカラス。また、その鳴き声。あけがらす。「風細う—の啼きわたり/岱水」〈炭俵〉
よあけ‐まえ【夜明け前】
夜が明ける直前。また、苦難や雌伏の時期が終わり、事態が好転する直前のたとえ。 [補説]作品名別項。→夜明け前
よう‐へい【傭聘】
[名](スル)まねき、やとい入れること。「この国に—せられてきた最初の鉄道技術者には」〈藤村・夜明け前〉
よ‐とう【与党】
1 政党政治において、政権を担当している政党。政権与党。政権党。⇔野党。 2 くみする人々。同調する仲間。「—の一人なる近江人の捕縛より発覚せらるるに至った」〈藤村・夜明け前〉 [補説]国会では...
よ‐ひとよ【夜一夜】
[副]夜どおし。よもすがら。一晩中。よっぴて。「—ろくろく安気に眠ったこともなかったほど」〈藤村・夜明け前〉
ラマダーン【(アラビア)Ramaḍān】
イスラム暦第9月。この1か月の間、イスラム教徒は夜明けから日没まで断食を行う。断食月。ラマダン。
りょう【料】
1 ある事に支払う金銭。代金。「入場—」「原稿—」 2 ある事に使用するもの。材料。しろ。「御笏(おんしゃく)の—とした一位の木(=アララギ)を産するのでも名高い」〈藤村・夜明け前〉 3 目的。...
れい‐めい【黎明】
1 夜明け。明け方。 2 新しい事柄が始まろうとすること。また、その時。「民主主義の—」