ふくい‐えいいち【福井英一】
[1921〜1954]漫画家。東京の生まれ。少年向けスポーツ漫画で独自の世界を築き、勧善懲悪を打ち出したストーリー展開で人気を集める。少年雑誌に「赤胴鈴之助」の連載を始め、大きな反響を得るが、第...
ふくざつ‐けい【複雑系】
数多くの要素で構成され、それぞれの要素が相互かつ複雑に絡み合った系またはシステム。脳、生命現象、生態系、気象現象のほか、人間社会そのものが挙げられる。個々の要素の振る舞いや局所的な擾乱が系全体に...
ふくしまふっこうさいせい‐とくべつそちほう【福島復興再生特別措置法】
福島第一原発事故で大きな被害を受けた福島県の復興・再生を進めるために、国が基本方針を策定し、地域や産業の復興と再生に関する施策を継続的に実施することを定めた法律。原子力政策を推進してきた国の責任...
ふさ・ぐ【塞ぐ】
[動ガ五(四)] 1 あいている箇所に物を詰めたり、覆ったりする。すき間や穴をなくする。「ふすまの破れ目を—・ぐ」「決壊部分を—・ぐ」 2 耳・目・口などを手で押さえて覆う。また、目・口を閉じ...
ふすべ【贅】
1 こぶ、また、いぼの古名。〈和名抄〉 2 ほくろ。また、あざ。「顊(おとがひ)の右の方に、大きなる—あり」〈霊異記・下〉
ふ‐せいごう【不整合】
1 整合しないこと。論理的に矛盾があること。「報告書の—に気づく」 2 上下に重なる二つの地層の堆積(たいせき)に大きな時間的な隔たりがあり、互いに地層が不調和になっていること。堆積した下位層が...
フッガー‐け【フッガー家】
《Fugger》15、6世紀、ドイツのアウグスブルクの豪商の一族。東方貿易や鉱山経営によって巨富をなし、教皇や皇帝・諸侯らに融資を行うなどして国際政治にも大きな影響力を持った。
ふと‐ざい【太材】
太い木材。大きな直径の丸太材、また、幅も厚さも大きな角材などをいう。
ふとん【蒲団/FUTON】
(蒲団)田山花袋の小説。明治40年(1907)発表。中年の作家竹中が、美貌の弟子芳子に寄せる恋と嫉妬(しっと)の思いを赤裸々に描く。最初の私小説とされ、その後の自然主義文学に大きな影響を与えた...
フュウザン‐かい【フュウザン会】
《(フランス)fusainは木炭・木炭画の意》大正元年(1912)高村光太郎・岸田劉生・万(よろず)鉄五郎らが結成した美術家集団。後期印象派・フォービスムを信奉した最初のグループで翌年には解散し...