きゅう‐しょ【急所】
1 からだの中で、生命にかかわる大事な所。そこに打撃を受けると、激痛を感じたり失神したりなどする。「傷は—を外れている」 2 物事の最も大事な所。「問題の—をつく」「—を握られる」
きょうてん‐どうち【驚天動地】
《天を驚かし地を動かす意》世間をひどく驚かすこと。「—の大事件」
きょう‐とう【驚倒】
[名](スル)非常に驚くこと。「世間を—させた大事件」
きん‐けつ【禁穴】
1 からだの中で、生命にかかわる大切な所。急所。 2 極めて大事な箇所。要所。
きん‐ちょう【金打】
1 近世、誓いの印として、金属製の物を打ち合わせたこと。武士は刀の刃または鍔(つば)、女子は鏡などを打ち合わせた。かねうち。「てうてうてうと—し、本蔵が心底(しんてい)かくの通り」〈浄・忠臣蔵〉...
くうちゅう‐ぶんかい【空中分解】
[名](スル) 1 飛行中の航空機がばらばらに分解すること。 2 組織・計画などが、中途で分裂したりつぶれたりすること。「突発事故により大事業が—する」
クレオパトラの鼻(はな)
大事に大きな影響を及ぼす些細(ささい)な物事のたとえ。パスカルが「パンセ」で「クレオパトラの鼻がもう少し低かったら、世界の歴史も変わっていたであろう」と記したのによる。
くれぐれ‐も【呉呉も】
[副] 1 何度も心をこめて依頼・懇願したり、忠告したりするさま。「—お大事に」 2 何度考えても。かえすがえす。「—嬉しきものにかの時の訓戒を記して」〈露伴・いさなとり〉
グレーブ‐コンシークエンス【grave consequence】
《重大な結果の意》国交断絶に至るような外交上の重大事態。
群盲(ぐんもう)象(ぞう)を評(ひょう)・す
《多くの盲人が象をなでて、自分の手に触れた部分だけで象について意見を言う意から》凡人は大人物・大事業の一部しか理解できないというたとえ。群盲象を撫(な)ず。群盲象を模(も)す。群盲巨象を評す。