こ・びる
[動バ上一][文]こ・ぶ[バ上二] 1 古くなる。年を経る。古(ふる)びる。「百年二百年にては花も—・びぬものぞ」〈中華若木詩抄・上〉 2 才知がすぐれる。「少し—・びたる者にて、学力(がくりき...
しゅく‐せい【夙成】
幼時から学業などができあがり、大人びること。早熟。早成。「少年—は、往々才智発達の徴候にあらずして」〈中村訳・西国立志編〉
ね・ぶ
[動バ上二] 1 年をとる。盛りを過ぎる。「帝の御年—・びさせ給ひぬれど」〈源・紅葉賀〉 2 大人びる。また、年齢よりも大人っぽくなる。「御年の程よりはるかに—・びさせ給ひて」〈平家・一一〉
びる
[接尾]《動詞上一段型活用[文]ぶ(上二段型活用)》名詞または形容詞の語幹などに付いて、…らしく見える、…のふうである、などの意を表す。「大人びる」「古びる」