いしのもり‐しょうたろう【石ノ森章太郎】
[1938〜1998]漫画家。宮城の生まれ。本名、小野寺章太郎。SF・時代物・大人向けの学習漫画など幅広いジャンルを描き分け、綿密なストーリー展開とリアルなタッチで評価を集める。代表作「サイボー...
う‐しん【有心】
1 思慮・分別の深いこと。「大人びて—に物し給ふ人にて」〈栄花・根合〉 2 中世の歌学における美的理念の一。心情と言葉とが統一され、華やかさの中に寂しさを漂わす妖艶(ようえん)な余情美。心あり。...
うまれてはみたけれど【生れてはみたけれど】
小津安二郎監督によるサイレント映画の題名。正式には「大人の見る絵本生れてはみたけれど」。昭和7年(1932)公開。サラリーマンの姿を子供の視点から描いた喜劇。出演、斎藤達雄、吉川満子、突貫小僧ほか。
燕雀(えんじゃく)安(いずく)んぞ鴻鵠(こうこく)の志(こころざし)を知(し)らんや
《「史記」陳渉世家から》ツバメやスズメのような小さな鳥には、オオトリやコウノトリのような大きな鳥の志すところは理解できない。小人物には大人物の考えや志がわからない、というたとえ。
エー‐オー‐アール【AOR】
《adult-oriented rock》大人向けのロック音楽。従来のロックらしさのひとつであった騒々しさを抑えた都会的で、イージーリスニングやMORに近いロック。 [補説]シングルヒットを狙う...
エーディーにせんじゅうごかくりとし【AD2015隔離都市】
桜庭一樹の小説。平成11年(1999)、第1回ファミ通エンタテインメント大賞(現、えんため大賞)で佳作となった著者のデビュー作。応募時の題名は「夜空に、満天の星」。未知のウイルスにより大人たちが...
おお‐だち【大裁ち】
和服の布地1反分で裁つ、大人用和服の裁ち方。また、その和服。本裁ち。→小(こ)裁ち →中(ちゅう)裁ち
おお‐ども【大供】
《「子供」に対して作られた語》大人。多く、子供っぽい大人をからかい、皮肉っていう語。「各町内の要所要所には—子供の一団が樽御輿(たるみこし)をとりまいて」〈中勘助・銀の匙〉
おお‐ふだ【大札】
1 大きな札。また、大きな制札(せいさつ)。 2 歌舞伎劇場などで、大人用の入場券。→小札(こふだ) 3 劇場で、興行の会計を担当する者。
おじ‐さん【小父さん】
1 よその年配の男性を親しんでいう語。「—、そのボールを取ってよ」⇔小母(おば)さん。 2 子供に対して、大人の男性が自分をさしていう語。⇔小母さん。 3 ヒメジ科の海水魚。全長約30センチ。体...