かん【寒】
1 寒いこと。冬の寒さ。「海辺に—を避ける」⇔暑。 2 二十四節気の小寒と大寒の時期。暦の上で寒の入りから立春までの間。1月6日ごろから2月4日ごろまでの約30日間。「—が明ける」《季 冬》⇔暑。
かん【寒】
[音]カン(漢) [訓]さむい [学習漢字]3年 1 さむい。さむさ。「寒気・寒暑・寒風・寒冷/悪寒(おかん)・厳寒・向寒・春寒・避寒・防寒」 2 さびしい。貧しい。「寒村/貧寒」 3 身震いす...
小寒(しょうかん)の氷(こおり)大寒(だいかん)に解(と)く
小寒よりも大寒のほうがかえって暖かいこと。物事が必ずしも順序どおりにいかないことのたとえ。
ちゅう‐き【中気】
1 《悪気に中(あた)る意》「中風(ちゅうふう)」に同じ。「—病み」 2 冬至から次の冬至までを12等分した各区分点。二十四節気の偶数番目のもので、冬至・大寒・雨水・春分・穀雨・小満・夏至・大暑...
ど‐ぎゅう【土牛】
昔、大寒の日の前夜、疫病をはらうために皇居の門口に陰陽師(おんようじ)が立てた土製の牛の像。
にじゅうし‐せっき【二十四節気】
太陰太陽暦で、季節を正しく示すために用いた語。1太陽年を太陽の黄経によって24等分し、その分点に節気と中気を交互に配列し、それぞれに季節の名称を与えたもの。正月節は立春、正月中は雨水などと表す。...
ひょう‐しん【氷震】
氷河や凍土に亀裂が生じる際に発生する地震に似た揺れ。大寒波による氷震の場合、気温の変化を受けやすい地表に近いところで生じる。ときに轟音を発生することもあるが、揺れのエネルギーそのものは小さい。氷...