おお‐て【大手】
1 城の正面。また、正門。追手(おうて)。⇔搦(から)め手。 2 取引所で、多額の売買をする人や会社。大手筋。 3 同種の企業の中で、特に規模の大きい会社。大手筋。「—の私鉄」 4 敵の正面を攻...
おお‐てあい【大手合(い)】
囲碁で、専門棋士の昇段を決める対局。
おおて‐すじ【大手筋】
1 「大手2」に同じ。 2 「大手3」に同じ。
おお‐てぼう【大手亡】
インゲンマメの一品種。主産地は北海道。主に白あんに用いられる。
おおてまえ‐だいがく【大手前大学】
兵庫県西宮市などにある私立大学。昭和41年(1966)に大手前女子大学として開学。平成12年(2000)に現校名に改称するとともに男女共学校となった。
おおて‐まち【大手町】
東京都千代田区の地名。東京駅の北方にあり、官庁や商社の多いビジネス街。江戸城(皇居)大手門の門前に位置する。
おおて‐もん【大手門】
城の正門。⇔搦め手門。
おお‐で【大手】
肩から手の指先まで。「—を広げて道をふさぐ」
おお‐でまり【大手鞠】
ヤブデマリの変種。落葉低木。葉は広卵形。初夏、白色の花が多数集まって球状に咲く。中性花のため、実はできない。庭園に植えられる。てまりばな。《季 夏》
大手(おおで)を振(ふ)・る
あたりをはばからないで、いばって歩くようすをいう。「疑いが晴れ、—・って歩ける」 [補説]この句の場合、「大手」を「おおて」と読むのは誤り。