だい‐ちょう【大腸】
消化管のうち、小腸と肛門(こうもん)との間の太い腸の部分。盲腸・結腸・直腸に分けられ、腸内細菌による発酵や水分の吸収などが行われる。
だいちょう‐えん【大腸炎】
大腸の炎症。急性と慢性とがあり、細菌性のものは急性の場合が多い。下痢・腹痛・粘血便などの症状がある。
だいちょう‐カタル【大腸カタル】
カタル性の大腸炎。→カタル
だいちょう‐カメラ【大腸カメラ】
大腸内を検査するための内視鏡。
だいちょう‐がん【大腸癌】
大腸に発生する癌。便潜血検査や内視鏡検査などで早期に発見できれば、治る可能性が高い。
だいちょう‐きん【大腸菌】
腸内細菌の一種。グラム陰性の桿菌(かんきん)。ビタミン合成などの機能があるが、病原になることもある。糞便(ふんべん)中に必ず見られるので、水などの汚染検査の指標とされる。
だいちょう‐ポリープ【大腸ポリープ】
大腸の粘膜にできる、いぼのようなはれもの。発生する数も大きさもさまざま。高齢者に多い。中には癌(がん)になるものもある。→ポリープ