だい‐かく【大覚】
仏語。 1 悟りを開くこと。大きな悟り。大悟。 2 悟りを得た人。仏。
だいかく‐じ【大覚寺】
京都市右京区にある真言宗大覚寺派の大本山。山号は嵯峨山。もと嵯峨天皇の離宮であったが、貞観18年(876)皇女正子が仏寺とした。開山は恒寂法親王。以後代々、法親王が入寺。のち、後嵯峨・亀山上皇に...
だいかくじ‐とう【大覚寺統】
鎌倉後期から南北朝時代、持明院統と皇位を争った亀山天皇の系統。鎌倉幕府の干渉により一時は交互に皇位に就いたが、南北朝時代、吉野に南朝を立て、元中9=明徳3年(1392)北朝と合体。後宇多上皇が大...
だいかくじ‐は【大覚寺派】
大覚寺を大本山とする、古義真言宗の一派。
だいかく‐せそん【大覚世尊】
《「大覚」と「世尊」との併称》仏の尊称。