さつ【冊】
[音]サツ(慣) サク(漢) [学習漢字]6年 〈サツ〉書物。文書。「冊子/書冊・大冊・分冊・別冊」
〈サク〉 1 書き付けのふだ。「短冊(たんざく)」 2 天子が下す任命書。「冊立/封冊(...
さん‐こ【三孤】
中国、周代の官職名。三公の下で天子を補佐した少師・少傅(しょうふ)・少保のこと。
さん‐こ【山呼】
《漢の武帝が嵩山(すうざん)で山を祭ったとき、臣下が万歳を叫んだところから》万歳を唱えて天子を賀すること。
さん‐こう【三公】
1 律令制における太政大臣・左大臣・右大臣。のちに、左大臣・右大臣・内大臣の称。三槐。 2 中国の官名。最高の地位にあって天子を補佐する三人。内容は時代によって変わり、周代では太師・太傅(たいふ...
さん‐こう【三皇】
中国古代の伝説的な三人の天子。伏羲(ふっき)・神農(しんのう)・黄帝、燧人(すいじん)・伏羲・神農、伏羲・女媧・神農、天皇(てんこう)・地皇・人皇など諸説がある。→五帝
さんこう‐てんし【三光天子】
仏語。日天子・月天子(がってんし)・明星天子のこと。太陽・月・星のこと。
さんじゃく‐の‐どうじ【三尺の童子】
背の高さが3尺ほどの、いとけない子供。無知な者にたとえる。三尺の童(わらわ)。「日本で天子を疎略にすると、慮外ながら—も黙って居ぬ気になるといふは」〈風流志道軒伝・五〉
三千(さんぜん)の寵愛(ちょうあい)一身(いっしん)にあり
《白居易「長恨歌」で、楊貴妃について言われたところから》宮中にいる多数の女性の中で、ただ一人だけが天子の寵愛を受けていること。
さんぶ‐いっそう【三武一宗】
中国で、仏教を弾圧した四人の天子。北魏の太武帝、北周の武帝、唐の武宗、後周の世宗。
さんろう‐ごこう【三老五更】
中国、周代に、天子が父兄の礼をもって養った長老のこと。天下に孝悌(こうてい)の手本として示された。