てん‐ちょう【天朝】
朝廷、または、天子を敬っていう語。
てん‐ちょう【天聴】
天子がお聞きになること。叡聞(えいぶん)。「—に達する」
てん‐とく【天徳】
1 天の徳。万物をはぐくむ自然のはたらき。 2 天子の徳。
てん‐のう【天王】
《「てんおう」の連声(れんじょう)》 1 仏語。欲界六天の最下天にいる四天王のこと。 2 牛頭(ごず)天王。 3 中国で、天子の称。
てん‐のう【天皇】
《「てんおう」の連声(れんじょう)》 1 日本国憲法で定められた日本国および日本国民統合の象徴。その地位は国民の総意に基づくとされ、一定の国事行為だけを行い、国政に関する権能をもたない。皇位は世...
てん‐ぶん【天聞】
天子が聞くこと。天聴。叡聞(えいぶん)。
てん‐ぷ【天府】
1 地味が肥え、物産の豊富な土地。 2 天然の要害の地。 3 天子の庫。天皇の倉。
で◦そう【で候】
[連語]《「にてそうろう」の音変化。中世語》「である」の丁寧語。…でございます。…です。→候(そう)「天子にならうず者—◦さうへ」〈史記抄・五帝本紀〉
でんかく‐だいがくし【殿閣大学士】
中国の官名。宮廷の図書を収める殿閣の大学士で、天子の顧問役。唐末に創置。宰相や高官の兼任が多く、明代には政務の機密にも参与するようになり、内閣大学士と改称。
でん‐し【殿試】
中国の科挙の制度で、郷試・会試に合格した者に天子みずから殿中で行った最後の試験。宋代に始まり、及第者を進士とよんだ。廷試。