ぎょく‐よう【玉葉】
1 美しい葉。 2 天子の一族を敬っていう語。「金枝—」 3 他人を敬って、その手紙・はがきをいう語。 [補説]書名別項。→玉葉
ぎょく‐れん【玉輦】
玉で飾った乗り物。天子や貴人の乗り物。また、輦の美称。
ぎょ‐ざ【御座】
天子や貴人の座席。玉座。ござ。
ぎょ‐ふ【御府】
天子の収集した書画が納められている、宮廷の倉庫。
ぎょ‐ふく【御服】
天子・貴人の衣服。
ぎょ‐ぶつ【御物】
天子の所有品。室町時代以降、将軍家の什宝(じゅうほう)に対しても使われたが、現代の制度では宮内庁にある御物台帳に記載されているものをさす。ごもつ。ぎょもつ。「正倉院—」
くん‐しゅ【君主】
世襲により国家を治める最高位の人。天子。王。皇帝。帝王。
くん‐のう【君王】
《「くんおう」の連声》天子・帝王のこと。君主。王。
けい【卿】
[名] 1 大納言・中納言・三位以上および四位の参議の人。きょう。 2 中国周代、天子や諸侯の臣下で最上位の身分。
[代]二人称の人代名詞。 1 男子が同輩などを、軽い敬意をこめて呼ぶ語。「...
けい【圭】
古代中国の玉器の一。長方形板状で先はとがり、天子が諸侯を封じた際にしるしとして与え、また、祭祀(さいし)に用いた。