じんぞう‐せきゆ【人造石油】
動植物油脂・樹脂・テレビン油などに酸性白土を加えて乾留してつくった石油類似物。石炭・油母頁岩(ゆぼけつがん)・天然ガスなどを原料とすることもある。合成石油。
じんぞう‐ひかく【人造皮革】
天然皮革の模造品。織物をニトロセルロースやポリ塩化ビニルなどで被覆しただけのレザーと、ナイロンやポリウレタンなどの合成樹脂を用いて通気性をもたせた合成皮革とがある。
じんぞう‐ほうせき【人造宝石】
人工的につくった宝石。ガラスに着色するなどして見た目を似せたものと、天然の宝石と同じ物質を用い、結晶を成長させたり高圧をかけたりしてつくるものとがある。ダイヤモンド・コランダムなどは後者の方法で...
すいあつはさい‐ほう【水圧破砕法】
地下の岩体に超高圧の水を注入して亀裂を生じさせること。水を高温岩体で蒸気にして発電を行う高温岩体発電などに利用される。また、天然ガスや石油を含む頁岩(けつがん)(シェール)層に酸などの化学物質が...
すいさんか‐マグネシウム【水酸化マグネシウム】
マグネシウムの水酸化物。天然にはブルース石として産出。強熱すると水を放って酸化マグネシウムになる。金属マグネシウムの原料になるほか、下剤、制酸剤として利用される。化学式Mg(OH)2
すいぜんじ‐のり【水前寺海苔】
クロオコックス科の藍藻(らんそう)。きれいな淡水中に生える。細胞が寒天質に包まれ、不定形の群体をつくる。食用で養殖もされる。水前寺で発見され、付近の江津湖のものは天然記念物。《季 夏》
すいようせい‐プラスチック【水溶性プラスチック】
水に可溶なプラスチック。天然・合成・半合成の樹脂からなり、ポリビニルアルコール、ポリアクリルアミド、カルボキシメチルセルロース(CMC)などが知られる。接着剤、水溶性の塗料やインク、増粘剤などに...
スキクダ【Skikda】
アルジェリア北東部の港湾都市。地中海のストラ湾に面する。旧称フィリップビル。古くから良港として知られ、第二次大戦後はサハラの石油・天然ガスのパイプラインの終点となり、同国最大の輸出港となった。石...
すぎ‐の‐おおすぎ【杉の大杉】
高知県長岡郡、八坂神社の境内にある杉の巨木。素戔嗚尊(すさのおのみこと)が植えたなどの伝承があり、推定樹齢は3000年以上。根元で北大杉と南大杉に分かれているため、夫婦杉とも呼ばれる。国の特別天...
すず【錫】
炭素族元素の一。単体は銀白色の金属光沢を有し、延性・展性に富む。天然に錫石などとして産する。鉄板にめっきをしてブリキに、また錫箔(はく)・合金材料・はんだなどに利用。元素記号Sn 原子番号50。...