せん‐りょう【染料】
繊維などを染めるのに用いる色素となる物質。植物性の藍(あい)・茜(あかね)・鬱金(うこん)、動物性のコチニール、鉱物性のカーキなど天然染料が用いられたが、現在はほとんどが合成染料。
ぜん‐ごうせい【全合成】
複雑な分子構造をもつ天然由来の化学物質などを、最小単位の原料から人工的に合成すること。
ぜん‐ばつ【漸伐】
造林法の一。広域の森林を更新するために、天然に散分された種子が生育できるよう数回にわたって伐採すること。
そそぎ‐かいがん【曽々木海岸】
石川県能登半島北部、輪島市にある岩石海岸。日本海の浸食でできた窓岩を中心に、断崖・奇岩が町野川河口から垂水(たるみ)の滝まで約2キロメートルにわたって続く。かつては能登の親不知(おやしらず)とい...
ぞうせい‐おんせん【造成温泉】
地下水・水道水と火山性ガスを混合して作る温泉。大涌谷(おおわくだに)のものが有名。 [補説]温泉法では、地中から湧出する水蒸気その他のガス(炭化水素を主成分とする天然ガスを除く)も温泉と定義する...
ぞうねん‐あんていざい【増粘安定剤】
食品や飲料に粘性を付与するための食品添加物。その用途により、粘りやとろみをつける増粘剤、食品をゲル状にするゲル化剤、食品の形状を保ち、保水性を高める結着剤に分類される。ペクチン、カラギーナンなど...
ぞうねん‐たとうるい【増粘多糖類】
食品や飲料に粘性を付与する食品添加物のうち、天然由来の多糖類を用いたもの。ペクチン、カラギーナンなどが知られる。増粘安定剤。
ぞう‐りん【造林】
[名](スル)木を植え育てて森林をつくること。計画的に木を植える人工造林法と、既成の森林に手入れをする天然造林法とがある。「土砂崩れを防ぐため—する」
たいしゃく‐きょう【帝釈峡】
広島県北東部、帝釈川の峡谷。長さ約20キロにわたって、石灰岩台地の浸食による天然橋・断崖絶壁・奇岩・深淵などがみられる。
たいせん‐ざん【大船山】
大分県南西部、竹田市久住(くじゅう)地区にある火山。九重(くじゅう)火山群で唯一の円錐状火山。標高1786メートル。山頂東側に火口湖の御池(おいけ)、北側に米窪(よねくぼ)・段原(だんばる)の二...