たねさし‐かいがん【種差海岸】
青森県南東部、八戸(はちのへ)市の海岸。名勝地。海上の蕪島(かぶしま)はウミネコの繁殖地で、天然記念物。
たもう‐るい【多毛類】
多毛綱の環形動物の総称。体は細長く、頭部には触手・眼点があり、胴には剛毛をもった多数のいぼ足がある。多くは海産。天然飼料として重要。ゴカイ・ケヤリムシなど。
タルサ【Tulsa】
米国オクラホマ州北東部の都市。アーカンソー川沿いに位置する。20世紀初頭に石油・天然ガスの採掘が始まり、急速に発展。石油精製業、石油化学工業が盛ん。タルサ大学、フィルブルック美術館などがある。
たんか‐けいそ【炭化珪素】
珪素の炭化物。珪石とコークスを電気炉で熱して得られる化合物。天然でもモアッサナイトとして産するが、非常に稀。純粋なものは無色。きわめて硬く、酸におかされず、高温でも他と反応しにくい。研磨剤・耐火...
タングステンさん‐カルシウム【タングステン酸カルシウム】
酸化カルシウムと酸化タングステンからなる複酸化物。CaWO4またはCa3WO6。前者は天然に灰重石として産出し、タングステンの主な鉱物資源となっている。X線、紫外線で青色蛍光を発し、X線写真の増...
たんけっしょう‐ダイヤモンド【単結晶ダイヤモンド】
ダイヤモンドの単結晶。天然のダイヤモンドのほか、工業用用途の人工ダイヤモンドの大部分を占める。劈開(へきかい)性をもち、形状は角張っている。切断や研磨に用いられる。→多結晶ダイヤモンド
たんさん‐カルシウム【炭酸カルシウム】
炭酸のカルシウム塩。天然には石灰石・大理石・方解石などとして産する。強熱すると二酸化炭素と酸化カルシウムに分解する。水には溶けにくい。セメント・顔料や酸性土壌の中和剤として使用。化学式CaCO3
たんさん‐すい【炭酸水】
炭酸ガスの発泡性水溶液。天然には炭酸泉としてわき出るが、製造もされ、清涼飲料などに用いる。プレーンソーダ。
たんさん‐ストロンチウム【炭酸ストロンチウム】
ストロンチウムの炭酸塩。常温で無色、斜方晶系結晶。天然にストロンチアン石として産出。酸に容易に溶け、二酸化炭素を発生する。フェライト磁石、液晶ディスプレー用のガラス素材、花火などに用いられる。化...
たんさん‐バリウム【炭酸バリウム】
バリウムの炭酸塩。天然には毒重石として産する。ふつうは無色の斜方晶系。水に溶けにくい。ガラス、塗料、陶磁器の釉薬(ゆうやく)のほか、有毒なため殺鼠(さっそ)剤などに用いられる。化学式BaCO3