てん‐りゅう【天竜】
1 八部衆のうち、天衆(てんしゅ)と竜神。 2 天宮を守る竜。天上の竜神。てんりょう。
てんりゅう【天竜】
静岡県浜松市の区。旧市名。二俣地区は木材の集積地で、製材業が盛ん。→浜松
てんりゅうおくみかわ‐こくていこうえん【天竜奥三河国定公園】
天竜川流域の静岡・愛知・長野3県にまたがる国定公園。天竜峡・鳳来寺山(ほうらいじさん)・茶臼山(ちゃうすやま)などがある。
てんりゅう‐がわ【天竜川】
中部地方を流れる川。長野県の諏訪(すわ)湖に源を発し、伊那盆地を経て浜松市の東で太平洋に注ぐ。長さ213キロ。佐久間・秋葉などのダムがある。
てんりゅう‐きょう【天竜峡】
長野県南部、天竜川中流の峡谷。断崖絶壁に青松の景勝地。舟下りが行われる。
てんりゅう‐く【天竜区】
⇒天竜
てんりゅうざん‐せっくつ【天竜山石窟】
中国山西省太原市西南の天竜山にある仏教石窟寺。東魏から唐代にかけて二十余窟が造営された。
てんりゅう‐し【天竜市】
⇒天竜
てんりゅう‐じ【天竜寺】
京都市右京区嵯峨にある臨済宗天竜寺派の大本山。山号は霊亀山。正称は、天竜資聖禅寺。延元4=暦応2年(1339)吉野の行宮で没した後醍醐天皇の菩提(ぼだい)をとむらうため、足利尊氏(あしかがたかう...
てんりゅうじ‐ぶね【天竜寺船】
興国2=暦応4年(1341)足利直義(あしかがただよし)が天竜寺造営の費用を得るため、夢窓疎石らと元に派遣した貿易船。