てん‐がい【天蓋】
1 仏具の一。仏像などの上にかざす笠状の装飾物。周囲に瓔珞(ようらく)などの飾りを垂らす。 2 虚無僧(こむそう)がかぶる、藺草(いぐさ)などで作った深編み笠。 3 貴人の寝台や玉座、祭壇・司祭...
てんがい‐こどく【天涯孤独】
遠く異郷に、ひとり暮らすこと。また、身寄りがないこと。「—の身の上」
てんがい‐ちかく【天涯地角】
二つの地が非常に離れていること。また、遠く離れた所。
てんがいのせいぼ【天蓋の聖母】
《原題、(イタリア)Madonna del Baldacchino》ラファエロの絵画。板に油彩。縦276センチ、横223センチ。サントスピリト教会の礼拝堂のための作品。天使と聖人に囲まれ、天蓋の...
てんがい‐ばな【天蓋花/天涯花】
ヒガンバナの別名。
天涯(てんがい)比隣(ひりん)の若(ごと)し
《王勃「杜少府之任蜀州」から》遠い所にいても心は常に通っていて、隣に住んでいるのと同じように親しく思われる。
てんが‐じゅう【天鵝絨】
⇒ビロード
てんがせき【天河石】
⇒アマゾナイト
てんがちゃや【天下茶屋】
《「てんがぢゃや」「てんかちゃや」とも》大阪市西成区の地名。豊臣秀吉が住吉詣での折、この地の茶屋で休息したところからの名。
てんがちゃや‐の‐あだうち【天下茶屋の仇討ち】
慶長14年(1609)天下茶屋で起こった仇討ち事件。宇喜田秀家の家臣林重次郎・源三郎兄弟が父のかたき当麻三郎右衛門を追い求め、重次郎は返り討ちとなったが、源三郎が忠僕鵤幸右衛門(いかるがこうえも...