たい【太】
[音]タイ(呉)(漢) タ(慣) [訓]ふとい ふとる [学習漢字]2年 〈タイ〉 1 豊かに大きい。「太陰・太鼓・太山・太陽」 2 はなはだしい。「太古・太平」 3 第一番。はじめ。「太極・...
たい‐い【大尉】
1 軍人の階級の一。尉官の最上位で、少佐の下、中尉の上の位。旧海軍では「だいい」と称した。 2 太政(だいじょう)大臣の唐名。 3 古代中国の武官名。正しくは「太尉」。
たい‐いつ【太一/泰一/太乙】
1 中国の古代思想で、天地・万物の生じる根源。宇宙の本体。 2 天を主宰する神の名。北極星の神格化されたもので、古代中国、特に漢代に崇拝された。 3 「太一星」に同じ。
たいいつ‐せい【太一星】
1 中国の天文学で、北極星をさす。ただし、古代では、北極星ではなく、小熊座β(ベータ)星が太一2の居所と考えられた。 2 陰陽道(おんようどう)で、北天を運行して兵乱・禍災・生死をつかさどるという星。
たいいつ‐せん【太一占】
陰陽道(おんようどう)で、太一星の運行の方角により吉凶を占うもの。太一式。
たい‐いん【太陰】
月のこと。太陽に対していう。「—暦」
たいいん‐げつ【太陰月】
⇒朔望月(さくぼうげつ)
たいいんたいよう‐れき【太陰太陽暦】
太陰暦を、太陽の動き、すなわち季節にも合わせて作った暦。太陰暦の12か月は1太陽年より約11日少ないので、19年に7回の閏月(うるうづき)を置くなどして調節する。中国などの古代暦や日本の旧暦はこ...
たいいん‐ちょう【太陰潮】
潮の満ち干のうち、月の引力によって生じる部分。太陽潮より大きい。
たいいん‐ねん【太陰年】
太陰暦に基づく1年。太陰月を12回繰り返す時間。354日で、太陽年より約11日短い。