なか‐どおり【中通り】
1 本通りと裏通りとの間の通り。「—の商店街」 2 上等と下等の中間。中等。「—の侍衆一人、是は香の物ばかりでよし」〈浄・西王母〉 3 「中通り女」の略。「—の女は経帷子を縫ふなど」〈浮・懐...
なかの【中野】
姓氏の一。 [補説]「中野」姓の人物中野孝次(なかのこうじ)中野重治(なかのしげはる)中野正剛(なかのせいごう)中野武二(なかのたけじ)中野好夫(なかのよしお)中野柳圃(なかのりゅうほ)
なからい【中らい/仲らい】
1 人と人の間柄。人間関係。「夫婦の—」 2 一族。親類。「上達部の筋にて、—も物きたなき人ならず」〈源・東屋〉
なが‐いき【長生き】
[名](スル)長く生きること。長寿。長命。「丈夫で—する」
ながくつじま【長靴島】
井上光晴の小説。昭和28年(1953)6月、文芸誌「新日本文学」に発表。太平洋戦争前夜の九州を舞台に、海底炭鉱で働く朝鮮人炭鉱夫たちを描く。
ながやま‐きじゅん【永山基準】
刑罰として死刑を適用する際の判断基準。拳銃で4人を連続して殺害した永山則夫元死刑囚に対する判決で、最高裁が昭和58年(1983)に示したもので、(1)犯行の罪質、(2)動機、(3)態様(特に殺害...
なき‐しず・む【泣(き)沈む】
[動マ五(四)]深い悲しみに泣いて沈みこむ。「夫に先立たれて—・む日々」
なき‐すが・る【泣き縋る】
[動ラ五(四)]泣きながらすがりつく。また、苦しい状況を訴えて援助を頼む。「夫の胸に—・る」
なさけ‐がお【情け顔】
情けがありそうな顔つき。「夕霧が—、半太夫が美しさ」〈浮・諸艶大鑑・八〉
なさけ‐な・い【情け無い】
[形][文]なさけな・し[ク] 1 思いやりがない。無情である。すげない。「随分—・い、苛酷な事もためらわずにする」〈鴎外・山椒大夫〉 2 同情の余地がない。嘆かわしい。「—・い成績に終わる」「...