いもうと‐むこ【妹婿】
妹の夫。
いも‐せ【妹背/妹兄】
1 夫婦。夫婦の仲。「枕を並べし—も、雲居のよそにぞなりはつる」〈平家・灌頂〉 2 兄と妹。姉と弟。「戯れ給ふさま、いとをかしき—と見給へり」〈源・末摘花〉
いもせ‐むすび【妹背結び】
夫婦の縁を結ぶこと。結婚。「一世一度の—」〈浄・会稽山〉
いも‐やま【妹山】
一対の山を男女・夫婦に見立てたときの、女性・妻にあたる山。→妹背山(いもせやま)
いよ‐まんざい【伊予万歳】
民俗芸能の一。愛媛県中部を中心に行われる祝福芸。太夫・才蔵・次郎松に三味線・太鼓の囃子(はやし)がつき、踊り子が出る。扇を多数使って老松を表す「松づくし」や、「お染久松」「忠臣蔵」などの寸劇も演...
い‐らん【違乱】
1 秩序を乱すこと。また、物事が乱れること。「今度の御即位に—なくめでたき様を」〈平家・四〉 2 他人の考え・行為に反対すること。「家財残らず娘のお亀婿の与兵衛夫婦に譲り申し候。外(ほか)より—...
いり‐むこ【入(り)婿】
婚姻により、他家の女の夫としてその家の籍に入ること。また、その人。婿養子。入夫(にゅうふ)。いりうど。
いろ‐おとこ【色男】
1 顔だちのよい男。好男子。美男(びなん)。 2 情夫。間男(まおとこ)。いろ。「—をこしらえてお屋敷を遁げ出すのみならず」〈円朝・怪談牡丹灯籠〉 3 好色な男。色事師。「—おれを見たかと供にき...
いろなおし‐の‐さかずき【色直しの杯】
結婚式の当夜、新夫婦が床に入る前に、改めて杯を取り交わすこと。床杯(とこさかずき)。
いろ‐ふか・し【色深し】
[形ク] 1 色が濃い。色が濃く美しい。「わが宿の嘆きの下葉—・くうつろひにけりながめふるまに」〈かげろふ・上〉 2 ひたすらに恋うさま。情が深い。「紅の初花ぞめの—・く思ひし心われ忘れめや」〈...