タ‐ポーン【(タイ)tà phōn】
タイの樽形(たるがた)両面太鼓。ピーパート編成におけるリズムの中心で、台にのせて両手で演奏する。→ピーパート
タンバリン【tambourine】
打楽器の一。円形の木製枠の片面に皮膜を張り、枠の周囲に金属製の薄い小円盤をつけたもの。打ったり振ったりして金属板を鳴りひびかせて演奏する。タンブリン。
タンブール【(ペルシア)ṭanbūr】
西アジア・中央アジアのリュート属の撥弦楽器の総称。半球形の木製の胴に長いさおを付け、3〜10本の金属弦を張り、指または義甲ではじいて演奏する。
タンボリン【(ポルトガル)tamborim】
打楽器の一。直径約15センチの片面太鼓。片手で持ち、もう一方の手に持った1本の桴(ばち)で叩いて演奏する。サンバなどブラジル音楽で用いられる。 [補説]タンバリンとは異なり、金属製の小円盤はつい...
ダ‐カーポ【(イタリア)da capo】
楽譜で、曲の初めに戻って演奏することを指示する語。略号D.C.
ダム‐ニャン【(チベット)dram snyan】
チベットのロングリュート型撥弦(はつげん)楽器。羊皮または蛇皮を張った小さな胴と、付け根が稜角(りょうかく)形に両側に突き出した棹(さお)からなり、小さな義甲(ぎこう)を用いて奏する。
だん‐あわせ【段合(わ)せ】
地歌・箏曲(そうきょく)の合奏法の一。数段からなる曲または手事(てごと)で、同拍数の段構造をもつ二つの段を合奏すること。同一曲の異なる段で行う場合と、異曲間の場合とがある。
だん‐そう【弾奏】
[名](スル) 1 弦楽器を演奏すること。「ギターを—する」「—楽器」 2 人を弾劾して上奏すること。
チェロ【cello】
擦弦楽器の一。バイオリン属の大型・低音楽器で、全長約120センチ。ビオラより1オクターブ低く調弦され、奏者は椅子にかけ、両膝の間に楽器をはさんで演奏する。セロ。
ちくぜん‐びわ【筑前琵琶】
明治20年代、博多で橘智定(たちばなちじょう)・鶴崎賢定(つるさきけんじょう)・吉田竹子が創始した琵琶楽、およびそれに用いる楽器。筑前の盲僧琵琶をもとに、薩摩(さつま)琵琶と三味線音楽を参考に作...