おおみはふり‐の‐うた【大御葬の歌】
雅楽寮大歌で、天皇の葬送のときに演奏するもの。古事記の上代歌謡をもとにしており、現代でも大葬のときに演奏する。
おき‐じょうるり【置(き)浄瑠璃】
所作事浄瑠璃で、踊り手が登場する前に前置きとして演奏する部分。おき。
おくり【送り】
1 物品などを送ること。「被災地—の物資」 2 人を送ってゆくこと。また、人を見送ること。「—の車」 3 管轄を移すこと。「検察庁—」 4 死者を守って墓所まで行くこと。葬送。「野辺の—」 5 ...
お‐ひたき【御火焚/御火焼】
京阪地方で、陰暦11月に行われる火祭り。寺社で広く行われた。火をたき、神酒(みき)を供え、神楽を奏する。おほたき。《季 冬》「—や霜うつくしき京の町/蕪村」
オルゴール【(オランダ)orgel】
1 小曲を自動的に演奏する装置を小箱などに組み込んだもの。表面に針を植えつけた円筒や円盤がぜんまい仕掛けなどで回転し、順次その針が音階板に触れて音を出す。自鳴琴(じめいきん)。 2 歌舞伎下座(...
おん‐がく【音楽】
1 音による芸術。音の長短・高低・強弱・音色などを組み合わせて肉声や楽器で演奏する。 2 歌舞伎の鳴り物の一。寺院の場面などに、笛・大太鼓・鈴などで雅楽風の演奏をする。
おんがく‐たい【音楽隊】
音楽を演奏する一団。主に野外で吹奏楽を演奏する楽団をいう。
おん‐ぎょく【音曲】
1 邦楽で、特に大衆的、軽音楽的なもの。ふつう三味線などに合わせてうたう俗曲をいう。 2 邦楽で、楽器で演奏するものや人が歌うものの総称。音楽。「歌舞—」 3 能楽などで、舞・働きなどの視覚的要...
おんな‐がく【女楽】
女ばかりで、または、女が中心となって演奏する音楽。「箏(さう)琵琶(びは)の音(ね)も合はせて、—試みさせむ」〈源・若菜下〉
オーケストラ【orchestra】
1 「管弦楽」に同じ。 2 管弦楽を演奏する団体。管弦楽団。