こま‐がく【高麗楽/狛楽】
1 三韓楽の一。高句麗(こうくり)の楽舞で、7世紀以前に日本に伝来。楽器は高麗笛・臥箜篌(ふせくご)・莫目(まくも)を用いた。 2 雅楽の分類の一。平安初期の楽制改革で、従来の三韓楽と渤海(ぼっ...
サキソホン【saxophone】
木管楽器の一。金属製で、1枚のリードの振動により発音し、木管楽器と金管楽器の中間のつやのある柔らかな音色をもつ。音域によりアルト・テナーなど多種類があり、吹奏楽やジャズなどでよく用いられる。ベル...
サクスホルン【saxhorn】
吹奏楽の中心楽器群として用いられる金管楽器。7種あり、ふつう三つの弁をもち、柔らかい音色が特徴。ベルギーのアドルフ=サックスの発明。サクソルン。
さつげん‐がっき【擦弦楽器】
弦を弓でこすって奏する楽器の総称。弓には、一般に馬の尾毛が用いられる。バイオリン・胡弓(こきゅう)など。弓奏弦楽器。擦奏楽器。→撥弦(はつげん)楽器
さんじゅう‐そう【三重奏】
三つの独奏楽器による重奏。ピアノ・バイオリン・チェロによるピアノ三重奏など。トリオ。
しじゅう‐そう【四重奏】
四つの独奏楽器による重奏。弦楽四重奏など。カルテット。
しじんとのうふ【詩人と農夫】
《原題、(ドイツ)Dichter und Bauer》スッペのオペレッタ。全3幕。1846年作曲。ふつう、序曲のみが演奏される。吹奏楽、ピアノ独奏の編曲版も知られる。
しつない‐がく【室内楽】
少人数の独奏楽器による合奏音楽。弦楽四重奏・ピアノ三重奏など多くの形態がある。元来は教会・音楽会場以外の宮廷の一室などで演奏された音楽をさし、声楽の入ることもあった。チェンバーミュージック。
シバのじょおうベルキス【シバの女王ベルキス】
《原題、(イタリア)Belkis, Regina di Saba》レスピーギのバレエ音楽。全4曲。1930年から1931年にかけて作曲。アラブ風の旋律や大規模な打楽器群により、異国情緒あふれる作...
しゅく【柷】
中国古代の打楽器。上方が下方より開いた、中空の方形の木箱で、上板の中央部に円孔があり、そこに挿入した木の棒で底や側板を打って音を出す。雅楽の奏楽開始の合図に用いた。