ちょう‐そう【牒送/牒奏】
牒状を送って通知すること。通牒。「—のところに、などかくみせざるべき」〈平家・四〉
てん‐そう【伝奏】
[名](スル)《「でんそう」とも》 1 取り次いで奏上すること。 2 平安後期以降の朝廷の職名。親王・摂関家・武家・社寺などの奏請を院や天皇に取り次ぐことをつかさどった。その中でも室町時代以降の...
でんえんのがっそう【田園の合奏】
《原題、(イタリア)Concerto campestre》⇒田園の奏楽
とき‐の‐そう【時の奏】
昔、宮中で時刻を奏上したこと。亥(い)の初刻から寅(とら)の刻の終わりまで、官人が一刻ごとに奏した。→時の簡(ふだ)
どく‐そう【独奏】
[名](スル)ひとりで楽器の演奏を行うこと。ソロ。「チェロが—するパート」→合奏
ない‐そう【内奏】
[名](スル) 1 内密に天皇に奏上すること。 2 中世、側近の臣下や後宮から天皇に奏聞(そうもん)して事を取り計らうこと。
なま‐えんそう【生演奏】
劇場・ホールでの実際の演奏。録音したものに対していう。
にじゅう‐そう【二重奏】
二つの楽器による重奏。デュエット。デュオ。
にっ‐そう【日奏】
平安時代、宮中で宿直した人の官位姓名を翌日奏上したこと。また、その文書。
はらか‐の‐そう【腹赤の奏】
古代、正月元日、大宰府から朝廷へ献上する腹赤を内膳司が受けて奏した儀式。