おく‐ごてん【奥御殿】
江戸時代、将軍・大名などの屋敷で、奥のほうにある建物。居間・寝所、また夫人・側室などの住まいにあてた。
おく‐さま【奥様】
1 他人の妻を敬っていう語。 2 女主人を敬っていう語。使用人などが使う。「—の用事で参りました」 [補説]古くは、公家・大名などの妻の敬称だったが、のちに武家・富商などにもいうようになり、現在...
おくさまにしらすべからず【奥様に知らすべからず】
渋谷実監督による映画の題名。昭和12年(1937)公開。恐妻家を主人公にしたコメディー。出演、斎藤達雄、岡村文子、坂本武、水戸光子ほか。
おく‐さん【奥さん】
他人の妻を敬っていう語。「おくさま」よりややくだけた言い方。
おく‐ざしき【奥座敷】
1 家の奥のほうにある座敷。⇔表座敷。 2 (比喩的に)奥まった土地。特に、都市部の近郊にある温泉地などについていう。
おく‐ざま【奥様】
奥のほう。「—へ、ゐざり入り給ふ」〈源・末摘花〉
おく‐しゃ【奥社】
祭神が同じで、本社より奥にある神社。奥宮。おくやしろ。
おく‐しょいん【奥書院】
家の奥のほうにある書院造りの座敷。⇔表書院。
おくしり‐くうこう【奥尻空港】
北海道奥尻郡奥尻町にある空港。地方管理空港の一。昭和49年(1974)開港。奥尻島の南西端に位置する。
おくしり‐とう【奥尻島】
北海道南西部、日本海上の島。奥尻郡奥尻町をなす。奥尻港・青苗港があり、漁業が盛ん。面積143平方キロメートル。