ゆう‐まい【雄邁】
[名・形動]気性が雄々しくすぐれていること。また、そのさま。「—な精神」「彼(か)の—にして輭優(せんゆう)を兼ねたるダンテをして」〈透谷・厭世詩家と女性〉
ゆえ【湯坐】
《「湯うえ」の音変化で、「うえ」は「据え」と同義かという》上代、貴人の新生児に産湯をつかわせた役目の女性。一説に、湯殿に奉仕する人、貴人の子の養育者ともいう。「栲幡皇女(たくはたのひめみこ)と—...
ゆ‐おも【湯母】
乳児に湯を飲ませる役目の女性。「婦人(をみな)を取りて乳母(ちおも)、—及び飯嚼(いひかみ)、湯坐(ゆゑびと)とし給ふ」〈神代紀・下〉
ゆき‐の‐はだ【雪の肌/雪の膚】
雪のように白く美しい女性の肌。ゆきのはだえ。
ゆき‐はだ【雪肌/雪膚】
1 降り積もった雪の表面。 2 雪のように白い女性の肌。ゆきのはだ。
ゆき‐もどり【行(き)戻り/往き戻り】
[名](スル) 1 行くことと戻ること。行ったり戻ったりすること。いきもどり。 2 嫁に行って戻った女性。出戻り。
ゆ‐ぐ【湯具】
1 昔、入浴の際、身につけた衣服。湯帷子(ゆかたびら)。 2 女性の腰巻き。湯文字(ゆもじ)。ゆまき。「—も本紅(ほんもみ)の二枚がさね」〈浮・胸算用・一〉
ゆた‐か【豊か】
[形動][文][ナリ] 1 満ち足りて不足のないさま。十分にあるさま。「黒髪の—な女性」「緑—な森」「才能の—な画家」「国際色—なマラソン大会」 2 経済的に恵まれていてゆとりのあるさま。「—な...
ユニフェム【UNIFEM】
《United Nations Development Fund for Women》開発途上国の貧困女性の所得、生活向上のための資金・技術援助を行う国際連合の機関。1984年発足。UNDP(国...
ゆば【湯葉】
芝木好子の中編小説。昭和35年(1960)「群像」誌に発表。同年、第12回女流文学者賞受賞。自身の母方の祖母をモデルに、湯葉作りの家業を守りつつ懸命に生きる女性の半生を描く。以後「隅田川」「丸の...