きちや‐むすび【吉弥結び】
上村吉弥が始め、若い女性の間に流行した帯の結び方。後ろで引き結びにして、結んだ両端を垂らした。玉章(たまずさ)結び。
キティ‐たいふう【キティ台風】
昭和24年(1949)8月31日、八丈島を通過し神奈川県小田原市付近に上陸した台風。大雨で河川の決壊や土砂崩れが起こったほか、高潮により東京湾沿岸に深刻な浸水被害をもたらした。 [補説]キティ(...
きぬ‐かずき【衣被】
1 平安時代ごろから、上流の婦人が外出するとき、顔を隠すために衣をかぶったこと。またその衣や、それをかぶった女性。中世以降は単衣(ひとえ)の小袖(こそで)を頭からかぶり、両手で支えて持った。かず...
絹(きぬ)を裂(さ)くよう
《絹の布を裂くときに、高く鋭い音が出るところから》非常にかん高く鋭い声のたとえ。多く女性についていう。「—な悲鳴」
き‐ねい【帰寧】
[名](スル)嫁に行った女性や、親もとを離れている女性が、里帰りして父母の安否を問うこと。「父母の大故と雖(いえど)も—せしめず」〈服部誠一・東京新繁昌記〉
き‐の‐かわ【紀ノ川】
奈良県の大台ヶ原山に源を発し、和歌山県北部を西流して紀淡海峡に注ぐ川。長さ136キロ。上流の奈良県内は吉野川とよぶ。
有吉佐和子の長編小説。昭和34年(1959)発表。紀州和歌山を舞台に、3...
きほん‐さいせいさんすう【基本再生産数】
《basic reproduction number》 1 ある感染症について、それまでに感染が広がったことがない、あるいは誰も免疫を持っていない集団において、一人の感染者から感染して発症する二...
きみょうなまくあいきょうげん【奇妙な幕間狂言】
《原題、Strange Interlude》オニールの戯曲。2部9幕。1928年初演。愛を求める女性の心理をモノローグを多用して描いた実験的作品。ピュリッツァー賞受賞。
き‐むすこ【生息子】
うぶな息子。まだ女性との性体験のない若者。童貞。「児島は—である。彼の性欲的生活は零である」〈鴎外・ヰタ‐セクスアリス〉
きゃあ
[感]女性や子供が、驚きや恐怖で発する語。「—と悲鳴を上げる」