アフ‐ビナプ【Ahu Vinapu】
南太平洋の東部、チリ領のイースター島南部にある遺跡。アフとよばれる長方形をした石造の構築物であり、祭壇として使われたと考えられている。隙間なく積まれた石組みと、女性と思われるモアイ像が残っている。
アフリカきへい【アフリカ騎兵】
《原題、(フランス)Le Roman d'un spahi》ロチの小説。1881年刊。アフリカ駐屯兵の若者と黒人女性との悲恋を描く。
アフリカのおんな【アフリカの女】
《原題、(フランス)L'africaine》マイヤベーア作曲のオペラ。5幕。スクリーブ、フェティス脚本。航海者バスコ=ダ=ガマと二人の女性の愛を描いた作品。
あぶな‐え【危な絵】
浮世絵美人画の一。女性の日常的な入浴・納涼などの場面を描いて、肌をのぞかせ、色気を漂わせたきわどい絵。
あま【尼】
《発音は梵ambā(母)からといい、表記は「比丘尼(びくに)」の「尼」を用いたもの》 1 仏門に入った女性。比丘尼。 2 キリスト教で、修道院に入った女性。修道女。 3 (「阿魔」とも書く)女性...
あま‐こう【尼講】
女性の仏教信者の集会。
あま‐そぎ【尼削ぎ】
1 尼になった女性が、髪を首か肩の辺りで切りそろえること。そぎあま。 2 昔の女児の髪形の一。尼のように髪を首か肩の辺りで切りそろえたもの。「生(お)ほす御髪(みぐし)、—のほどにてゆらゆらとめ...
アマゾン【Amazōn】
ギリシャ神話で、女性ばかりからなる部族。勇猛で、弓を引くのに右の乳房がじゃまになるとして切り取ったという。また転じて、女傑・女丈夫の意に用いる。アマゾネス。 [補説]通俗語源説ではギリシャ語で「...
あま‐にゅうどう【尼入道】
在家のまま剃髪(ていはつ)して仏門に入った女性。尼女房。
アマノンこくおうかんき【アマノン国往還記】
倉橋由美子の長編小説。昭和61年(1986)刊。翌昭和62年(1987)、第15回泉鏡花文学賞受賞。女性だけの国アマノンに、布教のため不正入国した宣教師Pの冒険譚。