じょう‐ろ【女郎】
《「じょろう」の音変化》 1 遊女。おいらん。「—の寝巻姿よろしく」〈逍遥・当世書生気質〉 2 おんな。女性。「—のお子は兎角爺親(てておや)の可愛がるものさ」〈滑・浮世風呂・二〉
じょう‐ろう【上﨟】
《「﨟」は僧侶の夏安居(げあんご)修行の回数を数える語》 1 修行の年功を積んだ高僧。⇔下﨟。 2 地位・身分の高い人。⇔下﨟。「右衛門督殿(うゑもんのかみどの)の上(かみ)に着き給ふ—は一人も...
じょ‐おう【女王】
1 女性の王。「ビクトリア—」 2 王の后(きさき)。 3 内親王の宣下のない皇族の女性。 4 皇族で、3世以下の嫡男系嫡出の女性。旧皇室典範では5世以下の皇族の女性。 5 その分野で最も実力ま...
じょ‐かい【女誡】
女性が守るべきいましめ。
じょ‐かん【女官】
宮中に仕える女性。にょかん。にょうかん。
じょ‐かん【女鑑】
女性の手本。女のかがみ。
じょ‐がく【女楽】
1 奈良・平安時代、内教坊(ないきょうぼう)の妓女(ぎじょ)たちによって行われた雅楽。 2 酒宴の席に出て、楽舞をする女性。うたいめ。「賢者をまねき、—をさけ、沈酔を禁じ」〈古活字本保元・下〉
じょがくざっし【女学雑誌】
婦人雑誌。明治18年(1885)7月創刊、明治37年(1904)2月、526号で廃刊。初め近藤賢三、24号から巌本善治が編集。キリスト教に基づく女性啓蒙誌であったが、北村透谷・島崎藤村らが執筆し...
じょ‐きゅう【女給】
カフェ・バー・キャバレーなどで、客の接待に当たった女性。
じょく‐ふ【褥婦】
出産後間もなく、まだ産褥にある女性。産婦。