おみなえし【女郎花】
1 スイカズラ科の多年草。日当たりのよい山野に生え、高さ約1メートル。葉は羽状に裂けていて、対生する。夏の終わりから秋に、黄色の小花を多数傘状につける。秋の七草の一。漢方で根を敗醤(はいしょう)...
おみなえし‐あわせ【女郎花合(わ)せ】
物合わせの一。和歌を添えたオミナエシの花を持ち寄って比べ、その優劣を競う。
おみなえし‐づき【女郎花月】
陰暦7月の異称。おみなめしづき。《季 秋》
おみなめし【女郎花】
オミナエシの別名。 [補説]曲名別項。→女郎花
おみなめし【女郎花】
謡曲。四番目物。旅僧が山城の男山の麓に来かかると、小野頼風夫婦の霊が現れ、邪淫の悪鬼に責められていることを語る。
じょう‐ろ【女郎】
《「じょろう」の音変化》 1 遊女。おいらん。「—の寝巻姿よろしく」〈逍遥・当世書生気質〉 2 おんな。女性。「—のお子は兎角爺親(てておや)の可愛がるものさ」〈滑・浮世風呂・二〉
じょ‐ろ【女郎】
「じょろう(女郎)」の音変化。「もしお淋しかあ、—さんがたでもおよびなさりませ」〈滑・膝栗毛・四〉
じょ‐ろう【女郎】
《「じょうろう(上﨟)」の音変化か》 [名] 1 遊郭で、遊客と枕をともにした女。遊女。おいらん。娼妓(しょうぎ)。じょろ。 2 若い女。また、一般に女性。婦人。じょろ。「都めきたる—の、二十...
じょろう‐あがり【女郎上(が)り】
もと遊女で、今は堅気の生活をする女。遊女上がり。
じょろう‐かい【女郎買い】
女郎を揚げて遊ぶこと。