かくし‐おんな【隠し女】
男がひそかに囲っている女。隠し妻。情婦。
かくし‐ばいじょ【隠し売女】
江戸時代、公許の遊郭以外で売春した女。夜鷹(よたか)・比丘尼(びくに)など。私娼(ししょう)。かくしばいた。
かぐら‐みこ【神楽巫女】
神楽を奏する女性。かぐらめ。かぐらひめ。
かこい‐おんな【囲い女】
「囲い者」に同じ。
かしき‐め【炊き女】
神に供える食事を調理する女。
か‐じょ【家女】
１ 生まれた時からその家にいる女。家つきの娘。 ２ 旧民法で、婚姻または婿養子縁組の際に養子からみて養家にいる女子をさした語。
か‐じょ【歌女】
１ 宴席などで歌をうたう芸妓。うため。「いわゆる狭邪(きょうしゃ)の地でどの家にも—を養っている」〈鴎外・魚玄機〉 ２ ミミズの異称。 ３ 律令制で、雅楽寮に属して舞楽のときに歌をうたう女。うため。
かつら‐め【桂女】
１ 京都の桂に住み、神功皇后を祭神とする伏見の御香宮(ごこうのみや)や石清水八幡宮に奉仕したという巫女(みこ)。祝い事のある貴族の邸へ行って祝言を述べ、後には疱瘡(ほうそう)や安産の守り札を売り...
か‐の‐じょ【彼女】
［代］三人称の人代名詞。話し手、相手以外の女性をさす語。「—は遅れるらしい」⇔彼／彼氏。 
［名］愛人、恋人である女性。「—ができた」⇔彼／彼氏。 [補説]西欧語からの訳語「かのおんな」の「お...
かみ‐おんな【上女】
１ 上方(かみがた)の女。 ２ 奥向きの用を勤める女。腰元・奥女中など。「家々に勤めし—の品定め」〈浮・一代女・五〉
