アフリカきへい【アフリカ騎兵】
《原題、(フランス)Le Roman d'un spahi》ロチの小説。1881年刊。アフリカ駐屯兵の若者と黒人女性との悲恋を描く。
アフリカのおんな【アフリカの女】
《原題、(フランス)L'africaine》マイヤベーア作曲のオペラ。5幕。スクリーブ、フェティス脚本。航海者バスコ=ダ=ガマと二人の女性の愛を描いた作品。
アフロディシアス【Aphrodisias/Ἀφροδισιάς】
小アジアにあった古代都市。現在のトルコ西部の村ゲイレ近郊に位置する。紀元前1世紀に、美と愛の女神アフロディテを祭る神殿が建造され、古代ローマ皇帝ハドリアヌス治下の後2世紀初めに増築された。3万人...
アフロディテ【Aphrodītē】
ギリシャ神話で、美と愛の女神。ゼウスとディオネの子とも、また、泡から生まれたともいう。愛神エロスは軍神アレスとの子。ローマ神話のビーナスにあたる。
アフロディテしょうか【アフロディテ頌歌】
紀元前7世紀ごろのギリシャの女流詩人、サッフォーによる詩。著者の詩作品中、完全な形で残された2作品のうちの一。邦題は「アフロディテへの祷歌」ともする。
アブシンベル‐しょうしんでん【アブシンベル小神殿】
《Small Temple of Abu Simbel》エジプト南部、アブシンベル神殿をなす神殿の一。女神ハトホルを祭り、王妃ネフェルタリに捧げられた。ネフェルタリ神殿。
あぶな‐え【危な絵】
浮世絵美人画の一。女性の日常的な入浴・納涼などの場面を描いて、肌をのぞかせ、色気を漂わせたきわどい絵。
あぶら‐で【油手/脂手】
《「あぶらって」「あぶらて」とも》 1 (脂手)脂性(あぶらしょう)の手。 2 油で汚れている手。油のついた手。「前髪を理(なお)して、延紙で—を拭いて」〈紅葉・二人女房〉
あぶら‐むし【油虫】
1 (「蚜虫」とも書く)半翅(はんし)目アブラムシ科の昆虫の総称。体は5ミリ以下でやわらかい。翅(はね)のあるものとないものとがある。草木に群れて汁を吸う。春・夏は雌のみの単為生殖で雌の幼虫を胎...
あぶらや‐おこん【油屋お紺】
歌舞伎狂言「伊勢音頭恋寝刃(いせおんどこいのねたば)」の女主人公。伊勢古市油屋の遊女。愛人福岡貢(みつぎ)が探している名刀の鑑定書を得るために、貢に心にもない愛想づかしを言う。思い違いをした貢は...