ピペ‐ど
《「ピペド」と書くことが多い。「ピペ」はマイクロピペット、「ド」は奴隷から》大学の分子生物学などの研究室で、大学院生やポストドクターが、就職の見通しが立たないまま、毎日長時間マイクロピペットを握...
べらぼう‐め【べらぼう奴】
[感]相手をののしっていう語。「あたりまえだ、—」
まち‐やっこ【町奴】
江戸初期、旗本奴に対抗して、はでな服装で江戸市中を横行した町人出身の侠客。男伊達(おとこだて)。→旗本奴
眉間(まゆあい)の延(の)びた奴(やつ)
間の抜けた男をののしっていう語。「見た所が—でござるによって」〈虎寛狂・真奪〉
み‐やつこ【御奴】
《「みやづこ」とも》朝廷に仕える召し使い。「ただしく浄(きよ)き心をもちて、朝廷(みかど)の—と仕へまつらしめむ」〈続紀宣命〉
め【奴】
[接尾]人名または人や動物を表す名詞、代名詞などに付く。 1 人や動物などをののしったり、卑しめたりするときに用いる。「ばか—」「こいつ—」 2 自分や自分に関することを卑下したり謙遜(けんそん...
め‐やつこ【女奴】
女の奴隷。また、女をののしっていう語。「香塗れる塔にな寄りそ川隈(かはくま)の屎鮒(くそぶな)食(は)めるいたき—」〈万・三八二八〉
やっこ【奴】
[名]《「やつこ」の音変化》 1 下僕。しもべ。「生きて再び恋愛の—となり」〈福田英子・妾の半生涯〉 2 江戸時代、武家の中間(ちゅうげん)。頭を撥鬢(ばちびん)に結い、鎌髭(かまひげ)を生や...
やつ【奴】
[名]《「やっこ」の音変化という》 1 人を卑しめていう語。また、目下の者に親愛の意をこめていう語。「なんて—だ」「弟はいい—だ」 2 物事をぞんざいにさしていう語。「そっちの—をとってくれ」...
や‐つ‐こ【臣/奴】
《「家つ子」の意》 [名] 1 古代の最下級の隷属民。財物として売買・譲渡の対象となり、労働に使役された者。家族を構成することができなかった。奴婢(ぬひ)。「住吉(すみのえ)の小田を刈らす児—...