さい‐せき【載籍】
書物に書き載せること。また、書き載せた書物。「—調べも研究ではないか」〈鴎外・妄想〉
しきじょう‐しょう【色情症】
躁病、脳の器質的障害、薬物依存などによって性欲が異常に亢進(こうしん)した状態。女性の場合はニンフォマニア、男性の場合はサチリアージスともいう。エロトマニア。多淫症。色情狂。→恋愛妄想
しっと‐もうそう【嫉妬妄想】
妄想の一。自分の配偶者・愛人などが、他人と愛情関係や性的関係をもっていると信じるもの。
しゅうへん‐しょうじょう【周辺症状】
ある疾患の中核症状に対して、二次的に現れる症状。認知症の場合、不安・鬱(うつ)状態・妄想・幻覚・徘徊・失禁・暴力・譫妄(せんもう)など。認知症の周辺症状は、患者の性格・環境・人間関係など多様な要...
じゃく‐じゃく【寂寂】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 ひっそりとして寂しいさま。「—たる無人の境に」〈荷風・ふらんす物語〉 2 無心なさま。何も考えることのないさま。「心に妄想を払って、—としてぞ居たりける」〈太...
じゃ‐ねん【邪念】
1 悪意やたくらみを秘めた、よこしまな考え。邪心。「—を抱く」「—のない顔」 2 心の迷いから来る妄想。雑念。「—を払う」
す‐く・う【巣くう】
[動ワ五(ハ四)] 1 巣を作ってすむ。「軒にツバメが—・う」 2 よくない人間が集まって住む。「暴力団の—・う町」 3 悪い考えや病気などが宿る。「妄想が—・う」「病魔が—・う」
せいしん‐しょうがい【精神障害】
精神に異常のみられる状態。脳の器質的変化や機能的障害によって、さまざまな精神・身体症状や行動の変化が現れる状態。 [補説]精神病・神経症・統合失調症・妄想性障害・気分障害などの精神疾患や、精神に...
せん‐もう【譫妄】
外界からの刺激に対する反応が鈍り、錯覚・妄想・麻痺(まひ)などを起こす意識障害。
そう【想】
[音]ソウ(サウ)(呉) ソ(慣) [訓]おもう [学習漢字]3年 〈ソウ〉 1 心に思い浮かべる。おもう。おもい。考え。「想起・想像・想定・想念/回想・感想・奇想・空想・懸想(けそう)・幻想...