じんこう‐にんしんちゅうぜつ【人工妊娠中絶】
胎児が、母体外において、生命を保持することのできない時期に、人工的に、胎児及びその付属物を母体外に排出すること。妊娠の持続が母体にとって危険である場合などに行うもので、日本では母体保護法に基づき...
じんこう‐りゅうざん【人工流産】
⇒人工妊娠中絶
じんつうゆうはつ‐ざい【陣痛誘発剤】
子宮の収縮を促し、陣痛を引き起こす薬剤。微弱陣痛で分娩が長時間に及ぶ場合や、過期妊娠などの場合に、分娩を促すために投与される。成分は、自然に陣痛が起こる際に母体内で分泌されるオキシトシンやプロス...
ジー‐ディー‐エム【GDM】
《gestational diabetes mellitus》⇒妊娠糖尿病
ストレッチ‐マーク【stretch marks】
妊娠線。肉割れ。
せいかがくてき‐にんしん【生化学的妊娠】
妊娠検査薬では陽性だったが、医師による超音波診断では胎嚢が確認できず、妊娠に至らなかった状態。受精卵が着床して間もない段階で流産したと見なされる。化学流産。化学妊娠。
せいき‐さん【正期産】
妊娠37週以降42週未満での出産。分娩予定日の3週間前から2週間後の間に出産すること。→過期産 →早産
せいじょう‐ぶんべん【正常分娩】
自発的な陣痛を経て、胎児及びその付属物の娩出(分娩第1〜3期)・出産後の子宮の収縮(分娩後期)という一連の生理的経過を経て分娩すること。妊娠37週以降42週未満で、帝王切開などの医学的介入を必要...
せっけっきゅう‐ちんこうそくど【赤血球沈降速度】
血液に凝固防止剤を加えて試験管に入れ、垂直に立て、時間がたつにつれて血球が沈降するためにできる上澄み(血漿(けっしょう))の高さを測る検査法。平常値は1時間に男性10ミリ以下、女性15ミリ以下。...
せっぱく‐そうざん【切迫早産】
妊娠22週から36週までに子宮収縮・出血・子宮口の開大などがみられ、早産に至る危険性が高い状態をいう。